引用:
原帖由 brucesychiu 於 15-2-2009 23:42 發表 請問有冇 bros / siss 知 秋野太作、田中健、岡田奈奈 等人後期發展呢? 如果係 N 嘅 dinner concert 可以一次過見番晒佢地就真係太太 shiawase!!!!!
I think 田中健is now actor/ professional flute player. He performs and even sells his own designed flutes.
演技も音も、思い伝える「道」
田中 健(53)
インカ帝国が築いた幻の空中都市、マチュピチュ。霧に包み込まれた神秘的な光景の中で、美しく、どこか物悲しい音色を耳にした。誘われるままに近づいていくと、そこにケーナを吹いている人を見つけた。83年、旅行で訪れた時のことだった。
「心を癒やす風のような音」に魅力を感じた。仕事の時も持ち歩き、車での移動中や撮影の合間など、時間があれば練習に励んだ。教えてくれる人はいないため、全くの独学。唇の位置が少し違うだけで、音が出たり出なかったりする。安定した音が出せるようになるまで、3年かかった。
プロの演奏家としての活動をスタートしてからは、代々木公園や多摩川土手、ロケ地近くの森などで、木や月に向かって吹く練習をするようになった。雑念を取り払って集中し、思いが届くように、心を込めて吹く。
「テクニックはもちろん必要だけれど、思いを伝えることの方が大事だと気付いたんです」
演技か、音色か。思いを伝える方法が違うだけで、俳優の仕事とケーナ演奏という二つの道は、一つの道につながっている。
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ペルーに旅行中、マチュピチュの遺跡でどこからともなく幻想的な音が聞こえてきたのがケーナの演奏でした。それが最初の出会いですね。その音の心地よさに惹かれ、ケーナを購入する為にお店に向かいました。でも、お店にはお土産用の同じようなものばかり。
ふと、店の外を見ると地元の子供が路上で彼の家族の手作りらしきケーナを売っていました。お店にあったものより彼が持っていたケーナが気に入って、2本購入しました。それから僕とケーナの歴史が始まったわけです。現在は数十本所有しておりますが、気に入ったものは1本だけ。なかなか巡り合わないものですね。
それから25年経ちましたが、この時の音をしっかりと覚えていて“自然に音が鳴っている”という感じをいつも求めていますし、これからも表現して行きたいと思っています。
僕は空気感や雰囲気を出す為に、透明感のある音を目指しています。それは、難しいことをやるよりも、綺麗な宝石を扱うように、ひとつひとつの音を大切にして演奏することが大切だと思っています。
その為に、基本リズムは“波の音”をイメージしているんです。それはヒーリングっぽい感じなんだけど、“人間のリズム”で刻むのではなく“自然のリズム”に合わせて刻むことがポイントなんです。1曲全体をしっかりイメージして演奏できれば、呼吸が楽になり、音楽も自然になってくる。そして、それが出来た時は楽しくなりますね。ここまで来るには悩んだ時期もあったし、結構大変でした。
だから、スピーカーもECLIPSE TDシリーズスピーカーのように、存在を主張しないことが重要なんです。いかにも鳴っているぞというスピーカーだと、雰囲気が台無しになってしまいますからね。
今後は景色の良いところや、神社やお寺といった神秘的な場所で活動して行こうと思っています。
そのような場所だと、ケーナの音に自然な響きが乗って深みが出るだろうね。魅力を一層引き出してくれるんじゃないかと思いますし、すごく楽しみです。■
【ケーナ】・・・南米ペルー、ボリビアなどが発祥の縦笛。材料はカーニャと呼ばれる葦が用いられることがあるが、現在は竹または木で作られることが多い。
- 田中 健 プロフィール -
福岡県出身。1972年「あおい健」の芸名でアイドル歌手としてデビュー。後に俳優に転向し、74年東宝映画『サンダカン八番娼館』でデビュー、翌年『青春の門』で脚光を浴びる。テレビドラマ『俺たちの旅』で一躍人気を集め、93年映画 『望郷』では数々の映画賞に輝く。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍する一方、83年に南米旅行中にケーナと出会い、その音色に魅せられ、90年に1stアルバム『スペース』をリリース。以降『Heart To Heart』『呼吸瞑想』『ユーラシア』『ひととせ』計5枚のアルバムを輩出。現在もコンサートなどケーナ奏者としても活躍。
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本帖最後由 ar_woo 於 16-2-2009 00:31 編輯 ]